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当サイト内の「モビールの歴史」のコーナーをお読みになった方にはお分かりいただけますように、「モビール」という言葉の名付け親は、かのマルセル・デュシャンです。ただ、もともと「モビール」という言葉は、現在の形とは異なる美術様式に付けられた名前でした。マルセル・デュシャンは、友人のアレクサンダー・カルダーが考案した“動く彫刻”を、公開に先立つ1931年に「モビール」と命名しました。しかし、ここで言う「モビール」とは、実はモーターで動く機械仕掛けの彫刻のことで、しかも台によって下から支えられたものでした。のちにアレクサンダー・カルダーが、今度は、糸と針金で天井から吊り下げ、空気の流れで動く彫刻を考え出してから、それが一般に「モビール」と呼ばれるようになり、そのまま定着したのです。
 
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